ハセツネ終えて、二夜明け。


ハセツネ終えて、二夜明け。

浅間峠でボトルを落としたことに気づいても、後の祭り。

とにかく走るしかない。

まぁ、何とかなるさ、とヘッデンを点けて走り出す。



この先もアップダウンを繰り返し、

コースピークの三頭山(1,531m)を目指す。

そして、20km先にある、唯一の給水エイドの月夜見を目指します。



この浅間峠から先は、ストックの使用が解禁となります。

僕は持って行かなかったけどね。


あのさ、

ストックって、怖くないですか?

前の人のストック。

登りでも下りでも、ストックを自分の前方で使ってくれている場合はいいのですが、

使わないで、ストックの先を後方に向けれていると、

ちょっと怖くないですか?



特に前走者をパスしようと、チャンスを覗っているときとか?

片手に2本持っているなら、持っていない方から近づいて、声をかけてパスするのですが、

両手に持って、ブンブンやられると、近づけもしない...(汗)

ちょっと怖いですよね?



結局、登りまで待って、パスしましたけど...。

そんな時は、どうしたらいいのかしらね?

この区間は、走れる区間も含めて、ほとんどがシングルトラック。

隙(安全なところ)をみて、一気にパスできるようにしないと、タイムアップは難しいですね。




既に真っ暗。

ひとつの集団で走りながら、ひとつずつポジションアップ。

そして、先の集団を目指す。

前走者のヘッデンの灯りが、モチベーション。



月夜見山を下り、第2駐車場に向かうロードの登り。

ここでも、ひとりパスして、第2関門に到着した。

去年より2時間早い!



水も、ハイドレに少し残っている。

うん。

予定通り!

エネルギーボトルは落としちゃって、お腹が空いているけど、

まだ、脚は動く!




ボトルにポカリを500ml入れてもらって、

ハイドレに水を1リットル入れてもらった。

羊羹だけ食べて、すぐに出発!

ここまで、8時間。

サブ14を目指すぞ!



ここから、ふたつ目のピーク、御前山(1,405m)を目指す!

走れるところも幾つかあるけど、

テクニカルで、木の根のトラップだらけ(汗)

しかも、笹の葉に隠れている!



いいペースで走れていても、何度かつまずいて、バランスを崩した。

崖っぷちでは、ホントにビビった(笑)

この区間でも、いいペースの人と一緒に走れて、よかった。


後ろに着かれて、気が抜けない!

「先に行きますか?」と聞けば、

「いえ、引っ張ってください!」と(汗)

もーホントに我慢比べ。


でも、一緒に走れてよかった。

彼は、大ダワで休憩したみたいだ。

僕はそのまま、大岳山に向かった。




この区間は、ずっとひとり旅。

途中、横の草むらを獣が移動する音が付いてくる。

「ざざ、ざーー。」と...(汗)


いや、きっと空耳だ。

自分の足音が、どこかに反響しているだけ。

そう言い聞かせないと、怖くて堪らない!



大岳山に取り付く頃には、何人かの前走者に追いついた。

登り途中には、何人もの選手がトレイル脇で寝ている。

ケガとかでは、なさそうなので、そのまま通過するけど、ちょっと心配。

今日は冷えているからね。


暑がりの僕も、バーサライトジャケットを着ている。

みんな、風邪ひかないでね!



大岳山は岩の山。

両手を使って、ガシガシ登る。

這い蹲って登る。



ところが、勢い余って、頭を岩に強打!

ガン!

イテーー!(泣)

スゲー痛い!

20秒ほど、悶絶した。

たんこぶになったー(汗)



大岳山山頂で、登りはもうおわり!

ここまで、54km。

後は、下りだけ!



下りきったら、第3関門の長尾平!

駆け上がって、関門を通過する。

去年より、3時間も早い!

美女たちの応援もうれしかったー!



サブ14が見えてきた。

後は、どれくらい詰められるか?

脚はまだ大丈夫!

次の日の出山へ元気に出発!



日の出山への石段をせっせと登る。

いったい何段あるのだろう?

日の出山の山頂ベンチでは、沢山の選手が休んでいた。



みんな、夜景を見ている。

うん。

今日の夜景は本当にきれいだ!

だけど、僕はそのまま先に行くことにした。

今日は休まない!



石段を下りれば、金比羅尾根。

なだらかな下りのロングトレイル。

今日の目標は、ここを走りきること。

前走者を必ず捕まえること。



ラストこの10kmを、どう走るかでタイムは全く変わってくる。

ここまで、60km以上。

ほとんど、腰は降ろしていない。

かなり疲れているけど、脚は動く。

後は、気持ちだけ。

さぁ、走れ!



前走者をパスしながら、ふたりで引っ張り合う。

もちろん、後ろは知らない彼氏。

けれど、懸命に引っ張り合う。



かなり前方に、いいペースの3人集団。

ジリジリと差を詰める。


背後に付けたと思ったら、彼らもペースアップ!

5人で意地の張り合い(笑)

必死にくらいつく。



長い下りで、膝への負担がハンパない。

痛い!

けれど、みんな同じハズ。

負けられない!



ゴールまで、あと2km。

トレイルが終わり、ロードに続くコンクリートの激下り!

ここは、ホントにヤバイ。



みんなが出方を伺うなか、勝負を掛けて前に出た!

くー!

膝が痛てー!

でも頑張れ!オレの脚ー!



ひとりが、スパートをかけて抜け出す。

そのスピードには、誰も対応できなかった。



激下りが終わり、街に出た。

ゴールまで、1kmもない。

最後の勝負だ!


みんなギアを変える。

ロードのスピードだ。


後方から、

「ドタバタさん、キングです」


醍醐丸の登りでパスしたキングさんが、

ここで追いついてきた!

やられた!

でも、追うんだ!



最後の最後まで、走った!

走りきれた!




ハセツネは、やっぱり経験がものをいう。

2回目の今回のハセツネは、去年より4時間早くゴールできた。

疲れたけれど、脚は動いてくれた。

練習すれば、もう少し行けると思う。

練習して、経験を重ねるしかないと思う。



今回のハセツネは、ホントにいい経験ができた。

一緒に走ってくれたみんなに、ありがとう!

応援してくれたみんに、ありがとう!

本当にありがとう!

来年は、サブ12.5を狙います!

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