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UTMR完走しました


UTMR2018完走しました。

ウルトラツアーモンテローザ170kmです。
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スイスの名峰モンテ・ローザをぐるっと一周する170kmのトレイルランニングレースです。
UTMR_MAP2.jpg


スタートはグレヘン(Grachen)という標高1620mの村です。

ツェルマット(Zermatt)から電車で4駅戻ったニクラウス(St.Niklaus)からバスで30分登ったところになります。



UTMRには3つのカテゴリーがあります。

・制限時間60時間で170kmを走るウルトラツアー(ULTRA TOUR)

・4日間で170kmを走るステージレース(4-STAGES)

・そして100kmのウルトラ3パス(ULTRA 3 PASSES)

僕はウルトラツアー170kmを走りました。



チェックポイントは全部で14ヶ所。

そのうち4ヶ所にドロップバックを預けることができます。

ドロップバック数が多いのは訳があり、チェックポイントはあくまでチェックポイントであり、エイドステーションではないということです。

もちろん、水やコーラはありますが、補給食は十分とは言えません。

各自で必要なものをドロップバックに預けておく必要があります。

参考までに2018年の各チェックポイントでのメニューです。
menu.jpg

すべてのCPにあるのは水、コーラ、紅茶のみです。

バナナやチョコがあるCPも限られています。

パスタがあるのはアラーニャとマクガーニャのみです。ピザはどこにもありません(笑)




ドロップバックは十分な大きさ(40cmX45cm)があり、色別に分かれていて、次のCPに預けることができます。

・CP3 Zermatt - 37km
・CP7 Gressoney - 80km
・CP9 Alagna - 100km
・CP11 Macugnaga - 125.5km



また、必携装備品も防寒具において十分な装備が求められています。

実際にテオデゥル峠(Theodul pass)では吹雪かれましたし、

モンテ・モロ峠(Monte Moro pass)では寒さに震えました。

指定されている必携装備品は以下のとおりです。

1.Mobile phone
--->iPhone SE
2.Flly functional head torch with replacement batteries
--->GENTOS HW-000X, LED LENSER SEO7R
3.Bottles or bladders with capcity to carry 1.5 litres
--->SALOMON SOFTFLASK 500ml x3
4.Emergency food rations in a sealed ziplock bag (400Kcalories)
--->ASAHI Ippon Manzoku Bar x4
5.Emergency bivvy bag
--->SOL Emergency bivvy
6.Whistle
--->GREGORY RUFOUS12付属
7.Elastic bandage/strapping
--->DENIM BANDAGE 74mmx1m
8.Drinking cup (cups will not be provided at refreshment points)
--->WILDO Fold a Cup
9.Waterproof jacket with hood
--->THE NORTH FACE Active(UTMF)
10.Waterproof trouses
--->THE NORTH FACE Strike Trail Pant
11.Warm long-sleeved thermal top layer
--->MONT-BELL U.L.Thermalap Parker
12.Long running trousers or trousers that cover over the knee
--->MONT-BELL SUPPORTEC KNEE
13.Warm hat
--->SALOMON Warm hat
14.Gloves
--->FINETRACK EVERBREATH Gloves, SHOWA Temress
15.GPS Tracker
16.Identity papers (required by border control)
17.Back red light or reflector
18.Thermal Windproof layer

受付では全ての装備品を並べてチェックされました。
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今年はスタート地点から第1チェックポイント(CP1)であるヨーロッパ小屋(Europahutte)までのルートで崩落があり、下道を行く迂回コースが取られました。

グレヘンから一旦下って下道を行き、ランダ(Randa)から登り返してCP1に戻るルートになります。
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最も長い吊り橋(494m)と言われるチャールズクオネン橋(Charles KuonenHangebrucke)はちゃんと渡りました。
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リズムよく歩かないと揺れてコワイです(汗)

CP2のタシュカルプ(Taschalpe)を過ぎるとマッターホルンが見えてきます。
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天気予報では今夜から天候は崩れるとのこと。

雨予報なので、標高の高いところでは雪になる見通しです。

天気の良いうちにできるだけ距離を稼ぎたいところです。


CP3 ツェルマット(Zermatt)37km地点は最初のドロップバック地点でもありますが、街中の駐車所の仮設テントになります。

ヌルいお湯をもらってアルファ米(モンベルの3分のやつ)を食べて、そそくさと出発します。


ここからはコース最高点であるテオデゥル峠(Theodul pass)3200mを目指すことになります。
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上を行くロープウェイを横目にガシガシと登っていきます。

マッターホルンを右手に。
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モンテローザを左手に進みます。
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雲が出てきました。

風も出てきました。



CP4 ガンダク小屋(Gandegghutte)は47km地点、標高2930m。

この先はテオデォル氷河を進んでいきます。

ヒョウが降ってきました...。

シャーベット状の氷河をヒョウが降るなか登っていきます。

ヒョウが雪になり、吹雪になりました...。



コース最高点であるテオデゥル峠(Theodul pass)にはなんと美女2人が私設エイドにて紅茶を用意してくれていました。

こんな吹雪のなか、いつもありがとうございます。m(_ _)m

ビシャビシャの氷河ではシューズも濡れると想定していましたので、ソックスは慎重に選びました。

今回、選んだソックスはインナー・ファクト(inner-fact)の五本指。

ドライ感が高くて乾きも早く耐久性もあります。

トルデジアン(330km)や川の道(520km)で使用したインジンジ(injinji)よりも乾きが早いので良い選択だったと思います。

長いレースでは足裏へのダメージをいかに減らすかがポイントになりますので、ソックス選びは慎重に行っています。

インナー・ファクトは良い選択だったと思います。



テオデォル峠からは下って、下って、グレッソニー(Gressony)へ。

CP7 グレッソニー(80km地点)
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ここもドロップバックポイントになります。

街はずれの体育館のような場所です。

仮眠用のマットレスも置いてあります。

到着したのは0:18。

ドロップバックに預けたカップヌードルとアルファ米を食しまして、少し仮眠することにしました。

グレッソニーでは3時間。CP11 マクニャーガ(Macugnaga)では2時間の仮眠を取ることになりました。
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登りも下りもいいのですが、困るのは単調な林道です。

モンテ・モロ(Monte Moro)からの先のシュタウゼー・マトマルク湖(Stausee Mattmark)の側道は単調でヤラレました。
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その先のCP13 サース・フェー(Saas Fee)までの道も睡魔と単調さでフラフラでした(汗)

CP13 サース・フェーにもマットレスがあり、仮眠可能ではありましたが、ここも仮設テントですので、仮眠には適さない(寒い)と思われます。

僕も早々に出発しました。

サース・フェーを過ぎて夜が明けてきました。

ここからはイタリア・アルプスの朝焼けが素晴らしいです。
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そして最後のチェックポイントであるハニガルプ(Hannigalp)に着きました。
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ここからゴールのグレヘンまで下り基調で40分です。

楽しかったスイスの旅ももうすぐ終わりです。



UTMRは参加人数も150名と少なく、ほとんどの時間は単独走でした。

基本的にソロが好きな自分としてはとても楽しい旅でした。



夜中の山を一人で登る。

朝焼けに輝くアルプスを一人で楽しむ。

UTMRはとても魅力的な旅でした。

また機会があったら、旅してみたい。

とても素敵な日々でした。
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