「トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか」を読んで。



先日観た映画「エベレスト3D」

世界で最も高い山ではあるけれど、

そこで描かれていた遭難事故は実はどこでも起こり得る。

日本の低山でも起こり得る。

とてもシンプルな遭難事故映画であったと思います。



ひとり遅れるメンバーがでる。

リーダーが付き添うものの、動けなくなる。

停滞による体温の低下。

悪天候。

遭難。

そして...。




映画を観たあと、

遭難事故を知りたくて読みました。

「トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか」

20151114001.jpg



7月の夏山。

2,000mにも未たない低山。

そこで18人のパーティーが遭難し、8人が死亡した。

15人の参加者と3人のガイド 。

最初に動けなくなった高齢女性ハイカーと共に

付き添ったチーフガイドが死亡した。

そしてガイドのミスジャッジにより多くの犠牲者が出た。




同日、同ルートを歩いた他のパーティの参加者は無事に下山して、

夕食時につぶやいた。

「自分たちの席の隣に、食べられることのない18人分の食事がありました。」と...。



普通に準備してあれば、

悪天候であったとしても、下山して温泉に入って、温かい食事ができたハズ。

けれど、そうはならずに多くの人が命を落とし、

生き延びた人たちも心に大きな傷を残した。




本書はこの遭難事故に対し、

事故の経緯、気象条件、医学的、運動生理学的に検証し、

そしてツアー登山の抱える課題についても客観的に検証している。



山に登る者に対してとても参考になる1冊です。

短い考察ながらもハセツネにおける事故ついても取り上げています。

できれば多くの人に読んでもらいたいですね。



ブログランキングに参加しています。
もし、よろしかったら、ポチっとお願いします。m(_ _)m

にほんブログ村 その他スポーツブログ 超ウルトラ・ウルトラマラソンへ


がんばろう東北!がんばろう日本!

スポンサーサイト

コメント


トラックバック

GO TOP
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。