痛いー?そんなの気のせいだよ!(UTMF)


A3である西富士中を出てから、UTMFのコース最高地点の四辻(標高1,800m)までは、登り基調の38km。

20130430002.jpg



日が昇ってきて、ジリジリと暑くなる。

単調な林道を歩いていると、意識がだんだん薄れてくる。

気持ちを奮い立たせてA3を出てきたハズなのに、頭のなかにはリタイアの言い訳ばかりが浮かんでくる。


「もう十分だよ」

「よく頑張ったよ」

「怪我しているんだから仕方がないよ」

「関門に引っかかっちゃえば?」


どうやってリタイアを正当化しようか?

そんな想いばかりが巡ってくる。




ふと後ろから名前を呼ばれた。

一瞬、目を疑う?

「どうして、こんな所にいるんですか?」



実力のある選手がいつもの笑顔でそこにいた。

上位を狙って序盤から突っ込むも、潰れたとの事(汗)

A3で4時間近く倒れていたらしい。

それでも、完走だけはしたいと、また走り出した。


目標を持ってチャレンジしても、うまくいくばかりじゃない。

時には目標の修正も大切。

目が覚める想いがした。

力を貰えた。

身体が動くうちは前に進もう。


先ずは、次のエイド、A4(こどもの国)を目指そう。

そこまでは頑張ろう。




もうすぐA4(79km地点)だ。

そう思っていると、前方から選手が走ってくる。

あれ?ミスコースかな?

と思っていたら、既にA4を出て先に進む選手の折り返しでした(汗)

その分岐地点の誘導をM女史がやっていた。



「脚、大丈夫ですか?」

M女史とは同じ病院に掛っているので、僕の脚のことはよく知っている。

「転んじゃって、けっこー限界です。」

思わず泣き言が出る。



「ムリしないで。 帰ってこない(折り返してこない)人も沢山いますから。」

慰めの言葉を頂きながら、とりあえずA4に進む。



時間は11:30。

関門時刻は13:30。

猶予は2時間。




ここA4では、IBUKIのサポート隊が待っていてくれた。

ドロップした荷物もある。

ここでも泣き言が入る。


「脚が痛くてダメだー。」

「リタイアするよー。」


「痛いー?そんなの気のせいだよ!」

KINGの激が入る(笑)



この激が欲しくて、泣き言を吐いたんだろうな。

A4を出たところで、誘導のM女史からも言われる。

「絶対に戻ってくると思った(笑)」




ひとりだったら、きっと止めている。

ひとりじゃないから、走りつづけられている。

もう半分まで来た。

残りは半分でしかない。

まだまだ行ける!

富士山が待っている!

20130430112.jpg


ブログランキングに参加しています。
もし、よろしかったら、ポチっとお願いします。m(_ _)m

にほんブログ村 その他スポーツブログ 超ウルトラ・ウルトラマラソンへ


がんばろう東北!がんばろう日本!


スポンサーサイト
GO TOP
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。